【これまでの記事】
■ E3 2008 (Microsoft・スクエニ編) ■ E3 2008 (任天堂編) E3 2008 まとめ記事は今回で一段落です。MS,ニンテンと紹介してきて,締めはSONY!と思ったのですが,
こんなコト言ってる始末で,出展タイトルも北米向け中心,個人的な見どころ(というか紹介するほどのもの)はあんまりでした。『God of War III』はタイトルロゴだけでしたし・・・。ってことで,1タイトルだけ。あとは他メーカーの気になるタイトルをちょこちょこ挙げてみます。
○SONY [PS3] ≪
スクリーンショット掲載ページ≫
『
LittleBigPlanet (リトル ビッグ プラネット)』 (PS3)
スクリーンショットを一目しただけでは「どんなゲームなの?」という印象を抱きがちですが,
公式サイトのPromotion Movieほか何点か用意されている動画で,実際に動いているところを見たほうが良いでしょう。基本的には横スクロールアクション,本作最大の特徴は直観的操作(岩をくりぬいたり,ブロックを積み上げたり・・・)でステージをクリエイトできるところ。いわば『アクションツクール』ってところでしょうか(違うかも?)。理系の方なら,動画を見ただけで「おおっ物理演算(?)をいかんなく使用しているな!」とか感じるものなのでしょうか。
オンラインでステージを共有したりできるそうなので,とても革新的で魅力的なソフトだとは思うのですが・・・ステージクリエイトはお手軽そうに見えて,どう考えても難しいであろうと思います。そこが問題。操作性も含めて敷居は高そうです。
○その他メーカーの出展タイトル さらっといきます。さらっと。
『
Sonic Unleashed (ソニックワールドアドベンチャー)』 (PS3/Wii/Xbox360)
ソニック最新作。現在発売されている『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』(PS3/Xbox360)とは異なり,原点回帰っぽいグラフィック調,今作のほうがソニックらしいと思います。昼と夜のステージに分かれていて,昼は2Dを中心としたいつものスピーディアクション,夜は「ソニック・ザ・ウェアホッグ」となって3Dアクションになる模様。本作の評価は夜パートの3Dアクションのデキによって変わりそうですねw国内では今冬発売予定,前作と違ってWii版もありますよ。
■関連記事:セガ、今度のソニックは夜になると狼に変身!?PS3/Xbox 360/Wii「ソニック ワールドアドベンチャー」 『
BIO HAZARD 5』 (PS3/Xbox360)
『
ロックマン9 野望の復活!』 (Wiiウェア)
≪
スクリーンショット掲載ページ≫
シリーズ最新作『バイオハザード5』は2009年3月12日に発売が決定しました。
この画面を見ると,確かに『4』のビハインドカメラ視点を引き継いでいるのがわかりますね。『4』に劣らないクオリティを期待しておきます。ちなみに,『4』(GC/PS2/Wiiで発売されています)未経験の人には,ぜひ勧めておきたいと思います。あ,一応17歳以上の方に,ですけど。いずれリモコン操作のWii版もやってみようと思います。
『ロックマン9』のほうですが,何と言っても(
こんな感じの)「ファミコン風シリーズ最新作」という新しいコンセプトが面白いですよね。これが当たったら,他のシリーズでも,もしくは他社が便乗・・・という流れになりそう。良いのやら悪いのやら。ちなみにWiiウェア1000ポイントです。高いのやら安いのやら。
○E3 2008 -suifu的総括ここまで,かなり偏った発表内容の紹介をしてきましたが・・・。
今回のE3,おそらく世間的には『FF13がマルチ!』というのが最大のサプライズなんでしょうけど,個人的感想は「でっていう」。この記事でも語りましたが,SONY(周辺)にとってはPS3最大のキラータイトルが「キラー」の効力を失ってしまったわけですから,その点では大打撃でしょうけど・・・FF13はPS3でもきちんと発売されるわけですから,PS3ユーザーは安心してよいわけですし(PS3での発売が中止になったら怒っていいと思いますけど),Xbox360ユーザーにとっては朗報(国内は微妙ですが),それだけのことですよね。ファーストパーティ以外のタイトルはほとんどマルチばかり,その波がビッグタイトルにまで押し寄せてきただけ,くらいにしか感じません。むしろ各ハードの特徴がますます薄れていく気がして,ちょいと残念なくらいです。
FF13を含めて,MSの発表は豪華でしたね。豪華=勢いとも言い切れませんし,むしろMSがE3で力を入れなかったらどこで入れるんだと考えれば,この発表内容は当然かもしれません。ニンテンはかなりタイトルを絞っていて地味にも映りますが,Wiiの世界的普及率及び独自路線ゆえにマイペース?な印象も受けました。例年の傾向的に秋のカンファレンスに力を入れてくるのではないかと思います。SONYはちょっと心配なんですが・・・大丈夫でしょうか。360に対抗しうる独自路線も必要になってくるかと思います。このままマルチ化の流れが進むと,普及台数等を考えると明らかにPS3のほうが分が悪くなりますからね。
話は少し逸れますが,国内におけるPSPは『モンスターハンター』をきっかけに大きく躍進しましたが,この流れは今後を見据えたうえでも非常に大きいと思います。今後というのはもちろんDS・PSPの次世代機に目を向けた場合です。現在,PSPがDSより週間販売台数を上回っている状態が続いています。これにはDSが十分に普及してしまったことなども大いに考えられますし,これからPSPがDSの累計販売台数を上回ることは考えられません。それでも,ここで徐々に差を縮めておくことが「次」につながるわけです。たとえば,DSとPSPは比較的ユーザーの住み分けが出来ているように思われますが,「PSPのユーザーに向けたタイトルを作りたいが,あまり普及していないから・・・」とPSP向けにソフト供給をためらっていたメーカーがあった場合に,今の状況をみたらPSPの勢いを感じてPSPソフト開発に着手するケースは大いにあるでしょう。
「DSとPSPは機能や性能も,向けた対象も違うんだから比べるのはおかしい」という意見を聞いたことがありますが,「携帯ゲーム機」というカテゴリが同じである以上,表向きはライバル機ではなくても真のライバルであることに違いはないと思います。「○○は意識していない」,わけないでしょうw 仮にPSPが大人向け,DSが子供向け,として「ゲームをやっている層は子供のほうが断然多いので,普及台数もDS>PSPで全然おっけーです!」には企業的にも世間的にもならないでしょう。yahooニュースで「PSPがDSを月間販売台数上回る」等の記事が掲載されることからも明らかです。
話をだいぶ逸らしましたが,PS3にも次につながるソフトが絶対に必要です。「まだPS2が現役なので」「PS3はまだ2年だぞ!我々は10年スパンで〜」と(本心ではないにしても)言ってるだけでは敗北宣言しているようなものです。(あくまで国内に限った)DS・PSPと比べてさらに状況が悪いため,悠長なことを言っていると差を縮める一手すら打てなくなってしまうかもしれません。「そのうち本気だす」では,いかんでしょう。「メタルギア」に続くPS3の武器をSONYは隠し持っているのでしょうか・・・。