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音量注意!)
■ suifu マリオカートの最新作がニンテンドーDSにも登場。画面は小さいながらもN64版を凌ぐグラフィックでユーザーも満足といったところか。
コースの種類も全く新しいものから,歴代のシリーズ(SFC・GBA・GC)からチョイスされたコースがDS用にアレンジされて「
レトログランプリ」として復活していたりと,今までのシリーズ経験者にとっても嬉しい仕様に。コースだけでなくBGM(音楽)もアレンジを加えて再現されている。
マリオカートの醍醐味といえばやはり対戦に尽きるが,アドバンス版ではハードの特性上,通信ケーブルが必要だった。だがDSではワイヤレス(無線)通信のため,より手軽に対戦が可能。ソフトがたとえ1本しかなくても「
ダウンロード対戦」という,いわゆるゲームシェアリングも可能。
(とはいってもソフト所有者以外のプレイヤーはキャラクターが自動的にヘイホーとなり,選べるコースも非常に限られてしまうため,あくまでお試し対戦のような仕様となっている) そして今作は『おいでよどうぶつの森』に続く「wi-fi (ワイ・ファイ)」通信に対応しており,簡単な接続で国外問わずプレイヤーと対戦をすることができる。選択できるコース数は20と限られるが,何より国内・世界問わず自分の身の丈にあったプレイヤーと対戦が出来ることの喜びのほうが大きいのではないか。
回線切れ(特に意図的な回線切断)や細かいレース設定ができないことなど不満がないわけではなく,今後のwi-fi対応タイトルの課題としてもらいたい次第である。
タッチパネル自体はほとんど使われておらず,下画面は順位やコースが表示されてタッチすると(ボタンでも可)コース画面が切り替わる・・・程度。むしろ2画面という特性のほうを生かしているように思える。下画面にコースや順位,そして他プレイヤーの所持しているアイテムが表示されるのため今まで以上に快適に,そして戦略性が高まった。
キャラクター数は『マリオカートダブルダッシュ』(以下ダブルダッシュ)より減ったものの,隠しキャラクターも「
まさか!」と思うものを含めて十分な数。加えて,カートの種類も多彩に用意されている。
操作性はDSの十字キー,ボタンの性質上,ドリフトやミニターボなどを連続で駆使すると,どうしても指が痛くなってしまうのは気になるところだ。
対戦要素もwi-fi通信によって広がりを見せたが,一方でいつものバトルゲームに加えて「
ミッションラン」という1人用モードも新たに加わった。内容は名称どおり制限時間内に与えられたミッション
(コインをとったりミニターボを決めたり)をクリアするというもの。もちろんクリア時間が早ければ高いランクをもらうことができる。タイムアタックとともに一人プレイのやりこみ要素がさらに増えた。
バトルゲームでお馴染みの「
風船バトル」
(アイテムで他プレイヤーの風船を割る)は多少ルールが変わっているが,根本的な面白さは変わらず。風船を膨らませるタイミングが重要になっており,戦略性が高まっている。ちなみに風船を膨らませるのにマイクに息を吹きかけたほうが早い・・・と説明書には書いてあるが,ボタンのほうが早い気がしないでもない。あくまで余談だが。
「
キラー」(自分がキラーになって相手を弾き飛ばしていく)や「
ゲッソー」(相手の視界を墨で見えにくくする)など新しいアイテムは追加されたが,上位を走っているとあまりお目にかかることがないのは残念。新アイテムの中でも特に「ゲッソー」
(他プレイヤーは下画面を見ながら操作しなくてはならなくなる。上画面でも全く見えなくなるということはない)は,ニ画面の特性を生かした良いアイディア。ダブルダッシュ同様「
トゲゾー甲羅」は相変わらず強いが,全体のバランスは今までのシリーズで一番良いのではないか。
○総評 まさにシリーズの集大成といった印象。シリーズを重ねていることから,ユーザーを楽しませる要素が随所にちりばめられているのを実感でき,安定感のあるつくりに仕上がっているのはさすが。
wi-fi 通信といった新たな要素も改善の余地はあるが,純粋に楽しい事に変わりはない。接続自体は難しくないため、プレイ環境が整うならば体験しない手はないだろう。